Bois's diary


お料理好きの台所(マンションリフォーム1年点検より)

2022年03月17日
マンションリフォーム 家づくり
 

 

1月に、2020年の年末に完成お引き渡ししたマンションリフォーム案件の1年点検にお邪魔してきました。

全面改修のスケルトンリフォームではなく、一部の部屋を残して主にキッチン・リビングのリフォームを行いました。

古いマンションでしたので給排水の配管やガス管はあまり大きくは移動できませんでしたが、

ご希望通り、対面型のキッチンにリフォームできました。



キッチンの材料はBois設計室定番の杉無垢材で厚み3cmの床板です。

いつもは現場で大工さんに作ってもらうのですが

この御宅のキッチンは工務店さんの家具製作部隊の方々に

工務店さんの作業場で事前に組んだものを現場へ搬入し取付して貰いました。

 

住まい手の方は、食に関して日々きちんと手作りされていて

野菜を干したり、調味料も手作りしたりとキッチンを使っている時間の長いお宅でした。

 

元々のキッチンは新築当時の40数年前のキッチンのままで、かなりコンパクトでしたが、

ご自分で工夫しながら必要な機能を確保しつつお使いになっていました。

↓改修前のキッチン
 

設計打ち合わせの際も、どうなっていた方がご自分にとって使いやすいか・・・

は割とはっきり見えていらっしゃるようでしたので、打ち合わせのやり取りもスムーズに進んだ気がします。

 

室内のフローリングは今回は予算の関係で杉の厚板では無く、

杉無垢材の厚み15㎜のフローリングとしました。

その中でも、赤身の節なしを採用しています。

 

 

また、ダイニングテーブルもいつもの建具屋さんに注文して栗の無垢材で作ってもらいました。

引き出し付きのテーブルです。

1年で結構いい色合いになっていました。

 

久しぶりにお伺いしましたが、やっぱり思った通りに上手に使ってくださっているなと嬉しい気持ちになりました。

調味料入れも、工事中に大工さんからもらった板の端切れで自作されたものです。



住まい手の方のセンスで選んだキッチン道具が並んで、必要なものがぎゅっと詰まった素敵なキッチンでした。


 


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PROFILE   プロフィール 

一級建築士
藤田 敦子 Atsuko Fujita
 
1971年大阪生まれ。淀川のほとりのベッドタウンで育つ。神戸の設計事務所にて住宅・集合住宅の設計に携わる中、阪神・淡路大震災を経験。その後ヨーロッパへのべ半年放浪し様々な人々の暮らしと有名建築を見て歩く。帰国後上京し、都内中規模ゼネコンにて住宅・店舗・オフィスビルなどの設計・現場管理に携わる。2006年に無垢の木と漆喰の家づくりに出会い、2008年独立し一級建築士事務所Bois設計室を開設。現在に至る。

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