Bois's diary


春のお便り170421

2017年04月21日
家づくり 日々の出来事
 

 

桜が満開になった頃
 
昨年設計させていただいたお家のNさんから写真付きのお便りが来ました。
 
↓Nさんからの写真:吹き抜けの窓辺です。



このお家は、南側に公園があるのですが、その公園は5mほどの高い擁壁の上にあるのです。
 
石積みの古い擁壁は、重苦しくまた敷地の制限もあってそんなに離れて建物が建てられないので
 
景観や日当たりがとっても不利。そこをどう処理するか、がこのお家の課題でもありました。
 
ですが良いところもあって、その擁壁の上には立派な桜の木があるのです。
 
これを見ずに暮らすなんてもったいない。
 
そう考えていつも家族が集まるリビングから、空と春には桜が見えるように設計したお家です。
 
狙い通り、リビングからの眺めを楽しんでいただけている様子が伝わって来るとっても嬉しいお便りでした。



↑こちらもNさんからの写真。リビングの椅子に座っていると見える風景です。
 
お父さんとお嫁入り前の娘さんと猫も2匹、一緒に暮らしています。
 
お父さんも娘さんも、この新しい家でスッキリ快適に暮らしたいと
 
伺うと色々質問してくださいます。
 
「台所の換気扇はどうやって掃除すればいいですか」
 
「漆喰がちょっと欠けちゃったけどどうやったら直せますか」
 
「お風呂の換気、フジタさんに言われた通り忘れずつけています」
 
設計者としては、住まい手ご家族が日々の暮らしをより素敵に快適にしようと工夫したり考えたり
 
味わったりしてくださっている様子は、ほんと嬉しいものです。
 
小さなことでも色々聞いてくださると、こちらもどんどんお話ししてしまいます。
 
そしてお手伝いできてよかったなあとしみじみ思います。
 
余談ですが。。。今までの住まい手さんはみなさんご存知ですが、私は猫が苦手です・・・
 
目があうと怖くて動けなくなります。(犬とは仲良しです!)
 
でもなぜか、猫好きのクライアントさんが多くて2匹も3匹もウロウロしているお部屋の中で
 
何時間も打ち合わせをする場面を一つひとつ乗り越えて(?)行くウチに
 
目を合わせず、気配もできる限り消して存在すれば同じ部屋の中で共存できることを学びまして。
 
触ったり抱っこは出来ませんが写真を撮れるまでになりました・・・
 
そして最近は、「ちょっと可愛い・・・」とまで思えるように。
 
私の設計しているお家は、梁がむき出しになっているので猫にとっては家中が楽しい遊び場なんです。
 
あちこち、自由に歩き回ってくれている猫さん達の姿を見るのも、設計者冥利に尽きます・・・



↑この写真、私が撮りました。「お願いだからこっち見ないでね・・・」と念じながら。
 
ここで水飲むの好きなんですって。
 

 


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PROFILE   プロフィール 

一級建築士
藤田 敦子 Atsuko Fujita
 
1971年大阪生まれ。淀川のほとりのベッドタウンで育つ。神戸の設計事務所にて住宅・集合住宅の設計に携わる中、阪神・淡路大震災を経験。その後ヨーロッパへのべ半年放浪し様々な人々の暮らしと有名建築を見て歩く。帰国後上京し、都内中規模ゼネコンにて住宅・店舗・オフィスビルなどの設計・現場管理に携わる。2006年に無垢の木と漆喰の家づくりに出会い、2008年独立し一級建築士事務所Bois設計室を開設。現在に至る。

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