Journey


旅のはなし 3

 

▽ Fez ~ Barcelona フェズ (モロッコ) ~ バルセロナ (スペイン)

5月3日、モロッコの人たちに引き止められ、2週間の予定が1ヶ月の滞在になってしまった頃、ふと 正気に戻った私はスペインへ向かうことにしました。モロッコの人たちとのお別れは、涙、涙のまるで テレビの「ナントカ滞在記」のようでした。 この頃になると、旅にだいぶ慣れて来たようで、かなりリラックスして 日々を楽しんでいた気がします。

 
モロッコのフェズからまたバスでゴトゴト揺られてセウタへ、そこから船でスペインのアルヘシラスへ渡り夜行列車に乗ってマドリッドへ向かいました。なぜかマドリッドにイマイチピンと来なかった私はその日の内にまた 夜行列車でバルセロナへ移動しました。
 
 
マドリッドの私の印象は「灰色」でした。バルセロナは ご覧の通り うってかわって「太陽と空」、バレンシア!! 陽気な街だと思いました。ランブラス通りに面した宿が見つかったのでそこに滞在していました。夜は部屋の窓から 大道芸人や、いろんな見せ物や音楽が流れるお祭りのような様子を眺めるのが楽しみでした。

この街に来れば、当然「ガウディ」は避けて通れません。私が一番楽しみにしていたのは コロニアル・グエル教会を見る事でした。バルセロナから列車で2~30分の郊外にありました。
 
残念ながら、事前調査不足により、私が行った時は内部の見学可能な日と時間では無かったようで、見る事は出来ませんでしたが、思う存分廻りをうろうろし、眺め回し、ほれぼれしつくして帰りました。これは確かに建築なのですけれど、魂とこころの入った手作りの器のような工芸品のような……手のひらに包んでほおずりしたくようななるものでした……
いつかきっと中を観に行きます。
 

 

 

 
ちゃんと、サグラダファミリアも観に行きましたよ。およそ130段の螺旋階段にふらふらになりながらも登って降りてきました。
 

バルセロナにいる間、私のカレンダーは曜日が1日ずれて過ごしていたようで、もう一つの楽しみだったピカソ美術館は断念しなければなりませんでした。……よくあることです。

バルセロナの街は、ガウディと古いものと新しいものがうまく調和したすてきな楽しい街でした。